妊娠しやすいからだづくりガイドpregnant
- ホーム
- 妊娠しやすいからだづくりガイド
当店では、妊活とは、新しい命を迎えるための楽しく喜ばしい準備期間だと考えています。
例えば、テーマパークに行くまではワクワク、ウキウキしませんか?
それは妊活も同じです。
妊活は楽しいことばかりではないかもしれませんが、
未来の我が子との出会いに向けて、
楽しい妊活の日々をお過ごしいただけるよう私たちも全力で支えていきます。
ストレスやプレッシャーで押しつぶされそうな時は、その悩みや不安を私たちにぶつけてください。
素敵な家族の一員をお迎えできる日までサポートいたします!
まずは食習慣を見直そう!point
この奇跡を起こすためには日々の食事でご夫婦の生命力を高めていく必要があります。
まずは食習慣が妊活にもたらす効果を知り、ご自身を変える一歩を踏み出してみてください。
食材の選び方
基本の調味料だけでも少しこだわって体によいものを選ぶと、必要なミネラルを効率よく摂取できます。
少量で味が簡単に決まるので、節約&時短にも最適です。
また、「○○の素」「○○のタレ」などの加工調味料は添加物の塊なので極力避けましょう!
- 砂糖(さ)
- 上白糖や人工甘味料を避け、黒糖、てんさい糖、きび糖などの自然な甘味を選ぶ。
- 塩(し)
- 精製塩や輸入品ではなく、国産の天然塩がベスト。国産の食材との相性も高い。
- 酢(す)
- 複数の材料でつくられた雑穀酢より、原材料がシンプルな玄米酢、米酢、黒酢がおすすめ。
- しょうゆ(せ)
- アルコールや添加物入りの醤油加工品ではなく、本醸造や丸大豆の製品を選んで!
- 味噌(そ)
- 添加物や保存料を使用していない無添加のものを。自然につくられたものがベスト。
-
輸入品に限らず、国産で遠方から選ばれてくるものは防腐剤を加えざるを得ないので、できるだけ近場でとれた食材を選びましょう。
また旬の食材は栄養価が高くなっているので、積極的に食べていきましょう。 -
積極的に摂りたいのは、オメガ3系の油を含むサンマ、サバ、イワシなどの青魚。
缶詰だと油分が少なくなってしまうので、生魚を調理したほうが効率的です。
サラダのドレッシングに使うならアマニ油やエゴマ油がおすすめです。 -
野菜の皮と本体の間に一番栄養素が含まれている事をご存じでしたか?
ただ、どうしても硬くなってしまうので、気になる方は火を入れる時間を長くする、細かく刻むなどの手を加えてください。
胃腸が弱い方は無理せず避けていただいて大丈夫です。
調理の基本
-
肉も魚も油分を持っているので、油を加えず素材から出てくる天然の油分で調理する方法を推奨しています。
手軽にたくさん栄養を摂りたいときは汁物や鍋料理がおすすめ。
食材を入れて煮込むだけなので鍋料理も簡単です! -
油は加熱するとすぐに酸化が始まります。
そのため、油を熱して調理する炒め物や揚げ物を食べると、体内で過剰な活性酸素が発生し精子や卵子を傷つけてしまいます。
どうしても食べるときは、極力作りたてのみにしてください。 -
私たち日本人は和食を食べながら命をつないできました。
そのため、洋食より和食のほうが遺伝子レベルで消化吸収しやすい体質だと言われています。
和食のほうが自然に発酵食品を摂りやすいのもポイントです。
これもポイントpoint
-
満腹になりすぎると動く気力が弱まってしまいます。
むしろ食べ過ぎないほうが健康にもいいので、食欲がなければ1食抜いてしまうのも手。
朝食も無理に起きて流し込むくらいなら、白湯だけで済ませてしまうのもアリです。 -
玄米パンや全米粉の物を。
白いものより茶色いものを意識して摂ることをおすすめします。
ただ、玄米も麦も粒のまま食べることに意味があるので、積極的に妊活を行う時期は和食中心で。
パンなどは嗜好品として楽しんでください。
全部をストイックにする必要はありませんし、毎日をストレスフルに過ごすようでは本末転倒。
だから無理のない範囲で始めてみて、頑張れそうにない部分は漢方などに助けてもらう…
そんなやり方が、上手な妊活だと考えています。
着床しにくい方の原因difficulty implanting
- 排卵しない
- 排卵がたまにしか起こらない、または全く起こらない
- 受精しない
- 排卵はするけれど(タイミングをとるけれど)妊娠しない
- 着床しない
- 体外受精をし、移植をするけれど着床しない
- 育たない
- 着床、妊娠するけれど流産をしてしまう
- その他の原因
- 冷え・血液の汚れ・ストレスなど
用語解説term
-
精子や卵子・受精卵の通り道である卵管が、何らかの原因で詰まることで妊娠が難しくなってしまう状態です。
女性の不妊原因で最も多いと言われています。 -
卵巣内で卵が育たないか、育っても排卵しない状態です。女性不妊の4分の1がこの排卵障害だと言われています。
-
子宮内膜の状態が悪いため、受精卵がうまく着床できない状態のことです。
-
病名で勘違いされやすいのですが、これは子宮の内側にある内膜が子宮内部以外にも発生してしまう病気です。
重症になると卵管を詰まらせる場合もありますし、卵巣に発生すると排卵障害を招く原因となってしまいます。 -
排卵後、卵胞は黄体と呼ばれるものに変化して女性ホルモンの一種である黄体ホルモンを大量に分泌します。
それにより受精卵が着床しやすいよう子宮内膜が増殖します。
しかし黄体ホルモンの分泌が悪いと子宮内膜が増殖せず、受精卵が着床しにくくなってしまいます。
この状態を黄体機能不全と呼びます。 -
母乳を分泌させるために脳下垂体からプロラクチンというホルモンが分泌されますが、妊娠していないにも関わらず多量に分泌される状態のことです。
このホルモンには生理や排卵を抑える働きもあるため、黄体機能不全や排卵障害を招く原因となってしまいます。 -
検査をしても原因が見つからない、そんな原因不明の不妊症を機能性不妊と呼びます。
不妊症の約一割を占めていると言われています。 -
性交渉によりクラミジアなどの性感染症にかかると、子宮頸管や卵管に炎症を起こして不妊の原因となることがあります。
自覚症状があまり無いので年々増加していると言われています。
性感染症は生まれて来る赤ちゃんが結膜炎や肺炎にかかってしまう恐れがあるため、出産前に治療しておく必要があります。 -
本来異物ではない精子を異物であると誤認して、アレルギー反応を起こしてしまうことです。
抗精子抗体は主に子宮頸管から子宮頸管粘液、子宮腔、卵管内などに発生し、進入してきた精子を拒絶してしまうので妊娠の確率が下がってしまいます。
不妊の原因は女性側だけでなく男性側に問題がある場合もあります。
検査を嫌がる男性もいますが、子宝は夫婦の共通目標です。
ただ男性不妊の場合、男性側への伝え方がとても重要です。
ただただ漠然とした説明だと、夫婦仲が険悪になる可能性もあるので注意が必要です。
きちんとロジックを立てて説明しないと男性側に受け入れてもらいにくいので、
当店では男性カウンセラーの口からしっかりとお伝えさせていただきます。
男性不妊の原因と解決法cause&solution
-
精路通過障害(精子が出られない)
精子が出られないケースでは、精路再建術を行う、または精巣から直接精子を取り出して顕微受精を行うなどします。
精子が出られない事が不妊の原因となっている場合、ご家庭で取れる選択は限られてきますし、その効果も限定的なものになってきます。
病院で精路通過障害と診断されたら、解決法を医師と相談のうえ決めるようにするといいでしょう。 -
性機能障害(セックスができない)
セックスができないケースでは、セックスを「したい」のか、「しなくてもいい」のかで対応が変わってきます。
セックスによる妊娠を望む場合は、カウンセリングや薬物療法などによってED(勃起不全)からの回復や、セックスができない原因を取り除きます。
それでも性機能障害が改善されない、またはセックスによる妊娠を望まない場合は、人工授精・体外受精・顕微授精などの生殖補助医療を利用することになります。 -
造精機能障害(精子をつくれない)
このケースは、男性不妊の原因として最大約80%を占めるケースです。
これは同じ造精機能障害でも、精子数をたくさんつくれない、精子数はあるけれど元気な精子をつくれない、など内容は多岐に渡ります。
そしてその原因も解決方法も不明なものが多く、この造精機能障害にこそ東洋医学的アプローチが真価を発揮するのです。
妊活を成功させるためにSuccessful pregnancy
-
日本人は諸外国に比べて睡眠時間が短いと言われています。
その理由は多忙によるストレスや過労など様々なものが推察されます。 -
タバコを吸うことによって精子の数が減り、質も低下することによって妊娠率に悪影響を及ぼすことは確かです。
-
ゴルフに行った際、お風呂やサウナを利用するという人は多いでしょう。
精子は熱を嫌うため、長風呂やサウナは精子力を落とすことに直結します。 -
健康のために運動は大切ですし、運動でテストステロン(男性ホルモン)が増えることも事実です。
-
市販のプロテイン飲料やサプリなどには味付けとして糖類を使用しているものも多いですので、普段の食事を振り返ることなくプロテインをプラスするだけではカロリーオーバーが懸念されます。
-
男性が勃起するためには副交感神経優位のリラックス状態が必要です。
-
一説によると精子の老化が始まるのは35歳。個人差を考慮し、幅を持たせても35~40歳辺りから老化は顕著になるようです。
-
受精卵が凍結できた、あるいは妊娠反応が陽性だったからといって、それが健全な受精卵だったとは断言できません。
-
女性から伝えられた排卵日を意識しすぎるあまり、緊張やストレスから「排卵日(タイミング)ED」を起こしてしまう男性は珍しくありません。
-
いつか無くなってしまう卵子と違って、精子は老化するとはいえ、生涯かけてつくられ続けます。
-
人間は数えきれないほどの細胞から成り立っています。
-
男性も女性も妊娠しやすいBMI(ボディ・マス・インデックス:体重を身長で2回割るもの)があります。
-
これは睡眠時間を削ることにもつながりますし、夜のブルーライトも良くありません。
-
今も昔も出産は命がけです。
用語解説term
-
精子の濃度がとても低く、20×106/ml(2000万匹/1ミリリットル) 以下のものを言います。
ただし体調や環境によりばらつきが非常に大きいため、診断には複数回の検査が必要です。 -
精子運動率が50%未満、または高速に直進する精子の率が25%未満のものを言います。
ただし乏精子症と同じくばらつきが大きいので、診断には複数回の検査が必要です。