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妊娠しやすい排卵日と食べ物2025.02.10

妊娠しやすい排卵日と食べ物

こんにちは!
命のリレー・ナビゲーター、服部雄志です

妊活中、そして不妊治療中の方々にとっては、日々の生活習慣、
その中でも食習慣とその内容は妊娠を叶えるためにも、大きなカギを握っています

今回のブログでは「妊娠しやすい排卵日」の見極め方、「妊娠しやすい食べ物」の選び方、
そしてそれだけではなく「不妊治療中に避けたい飲食物」について、詳しく解説していきます

妊活において重要なキーワード、それは「知識は力なり」です
正しい知識をパートナーと一緒に身につけて、理想の妊娠に一歩近づく材料にしてくださいね



・まずは排卵日の基本を理解しておきましょう
妊娠を目指すにあたって、まず基本となるのは自分自身の身体のリズムを理解することです
女性の月経周期には個人差がありますが、一般的には28日周期がひとつの目安とされています
この周期の中で排卵日は、卵子が卵巣から放出されて、受精可能な状態となる日のことです
多くの場合では次の月経開始の約14日前が排卵日とされることも多いのですが、月経周期の長短によってズレが生じてきます
正確な排卵日を把握するためには、以下のポイントをチェックしてみることが有効です

・排卵日を見極めるポイント
毎朝、同じ時間帯に基礎体温を測定することで、排卵前後の変化が見えるようになってきます
排卵直前は体温が低くなりやすく、排卵が起こると0.3~0.5℃ほど上昇することが多いです

次に頸管粘液の状態にも変化が起こります
排卵が近づくと、子宮頸部から分泌される頸管粘液が伸びやすくなる状態に変化します
この変化は、精子が卵子までにたどり着きやすくする環境を整えるために、重要なことです

また排卵検査薬を活用するという方法もあります
市販の排卵検査薬を使用することで、LH(黄体形成ホルモン)の急上昇(LHサージ)を確認し、
排卵日を特定しやすくするという方法です
より正確なタイミングを知ることにより、妊娠の可能性を高めていくプランを立てやすくなるでしょう

・妊娠しやすいタイミングとは?
排卵日当日だけではなく、その前後数日間に卵子と精子が出会う「受精可能期間」があります
精子は女性の体内で3~5日間生存するといわれており、排卵日の数日前から性交渉を持つことが有効と考えられます
具体的には、排卵日の3日前あたりから、積極的に性交渉を持つようにするといいでしょう
この期間、パートナーとの生活リズムを合わせるようにできれば、妊娠への大きな一歩となります



・妊娠しやすい食べ物の選び方について
妊活や不妊治療を効果的にサポートするために、栄養バランスに優れた食事は何より重要です
そこでこのパートでは、特に妊娠に良い影響を与えると考えられる食材や栄養素についてご紹介します

・葉酸を豊富に含む食材
葉酸は妊娠初期の、胎児の神経管閉鎖障害リスクを低減するとされる、不可欠の栄養素です
おすすめの食材は、ほうれん草・ブロッコリー・アスパラガス・キャベツ・レバーなどです
当店では天然葉酸が豊富な生薬を利用した漢方食品も推奨しています

・抗酸化作用のある食材
妊娠しやすい身体づくりには、男女ともに体内の活性酸素を除去する抗酸化生活が重要です
抗酸化物質を豊富に含む食材は、活性酸素による細胞へのダメージを軽減し、精子・卵子の質向上にも役立ちます
おすすめの食材は、ブルーベリー・ナッツ類・緑茶・緑黄色野菜などです
こちらに関しても有効な漢方食品がありますので、忙しい生活を送っている方にはとても役立ちます

・オメガ3脂肪酸を意識的に摂取する
オメガ3脂肪酸にはホルモンバランスを整える効果があるので、妊娠のためのホルモン環境の改善に役立ちます
DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸には、血流を良くする効果も期待できます
妊娠前、妊娠中、そして妊娠後も積極的に食生活に取り入れることで、全身的な健康状態の向上も目指せるでしょう
おすすめの食材は、青魚(サバ、イワシ、アジなど)・亜麻仁油・クルミなどです

・自然な食品からタンパク質も摂取しましょう
今、食品のトレンドはタンパク質(プロテイン)で、様々な商品に含まれています
もちろんタンパク質が食事の位置で重要な部分を占めることは否定しませんが、
特定の栄養素(ここではタンパク質)に偏った食生活は、全体のバランスを崩すことにつながります
タンパク質を摂取するうえでおすすめの食材は、赤身の肉・大豆などです
これに加えて各種ビタミンやミネラルも大切ですから、
頭から尻尾まで丸ごと食べられる、いわゆる「一物全体食」を適えられる小魚などもおすすめですね



・妊活や不妊治療中に避けたい飲食物とは?
妊活や不妊治療中、つまり妊娠を目指すにあたって、摂取を控えるべき食品や飲み物も存在します
これらはホルモンバランスを乱すきっかけになったり、体内の炎症を引き起こしたりする可能性がある飲食物です

・まずはカフェインの摂り過ぎに注意しましょう
カフェインも「まったくのゼロ」を目指す必要はありませんが、過剰に摂取すると妊娠率に悪影響を与えるとする研究もあります
コーヒーや紅茶は嗜む程度に楽しんで、エナジードリンクは避けましょう
デカフェの紅茶やハーブティーも美味しい物がたくさん売られているので、パートナーと一緒にお気に入りを探してみては
またアルコールは妊娠に悪影響を与える可能性がありますので、避けるようにしましょう

・脂肪たっぷり、糖質たっぷりの加工食品
普通に市販されている加工食品やファーストフードに含まれるトランス脂肪酸、そして過剰な糖分は、
体内の炎症を引き起こしてホルモンバランスを乱してしまう可能性があります
これはもちろん精子や卵子にとっても質が低下することにつながるので、揚げ物・スナック菓子・清涼飲料水などは意識して控えましょう
手の込んだ料理を用意する必要はありませんが、なるべく加工度の低い食事をするようにしたいですね



・適度な運動習慣とストレス管理も重要です
食事はもちろんですが、日常の運動習慣やストレス管理も妊活中は大切な要素になります
適度な運動は血行を促進し、ホルモンバランスを整える効果があります
パートナーとウォーキングやヨガ、ストレッチなどを行いながら、積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう
これらがストレスになっては本末転倒ですが、無理のない範囲で運動習慣を持つことをおすすめします
また過度なストレスはホルモン分泌に影響を及ぼしてしまうので、ご自身に合ったリラックス法や趣味の時間を確保して、
心身ともにリラックスし、安心して妊活を継続できる環境を整えるよう心がけてくださいね

・規則正しい生活リズムと、パートナーとのコミュニケーション
毎日の起床と睡眠、そして食事のリズムが乱れることは、体内時計の乱れを招き、ホルモンバランスにも影響を及ぼします
睡眠時間は7~8時間を確保するようにして、1日3食を規則正しく摂ることが、全身的な健康につながります
また、パートナーとのコミュニケーションも見逃せません
妊娠から、それに続く育児はパートナーとの共同作業で、決して一人きりで行うことではありません
お互いの気持ちを深く理解するように努めて、納得しながら協力し合い、生活習慣を改善すること…
これが精神面での支えとなって、ストレスの少ない妊活・不妊治療の土台となるのです



・まとめとして
妊娠を目指すプロセスにおいて、「妊娠しやすい排卵日」を把握すること、
そして「妊娠しやすい食べ物」を積極的に、日々の食生活に取り入れることが重要になります
また同時に、「妊活中・不妊治療中には避けるべき飲食物」も存在しますので、
カフェインやアルコール、ジャンクフードやファーストフードなどとは距離を置きたいものです
そういう意味では、妊活中・不妊治療中だからといって特別な方法を考える必要はないのかもしれません
パートナーと一緒に生活習慣全体を改善すること、すなわち適度な運動習慣を持つこと、よく眠ること、
お互いの時間を大切にしてストレス管理をし、良好なコミュニケーションを持つようにすること…
これらが妊娠への近道に違いありません

ご自身たちの身体と向き合い、正しい情報を頼りに生活習慣改善に取り組むことで、
妊娠しやすい環境づくりが可能となります
困ったときには専門家のアドバイスなども取り入れながら、軽やかに妊活を進めるようにしてください

妊活一辺倒の日々にしてしまうことなく、あまり無理をせず、パートナーと楽しみながら健康的な生活を送ること、
これが最高の妊活の秘訣といえそうです
お悩みのことがありましたら、お気軽に薬屋ふくべまでご相談くださいね



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