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「妊娠がゴールではない」という考え方2024.11.19
こんにちは!
命のリレー・ナビゲーター、服部雄志です
妊娠中にどれくらい体重が増加するかは、胎児の健康に大きな影響を及ぼします
そしてそれだけでなく、生まれてから、なんと成人した後の健康にも関わる可能性すらあります
子宝を授かることは大きな目標ですが、当店は常々、「妊娠がゴールではない」とお伝えしています
そこで今回は妊娠中の体重管理の重要性と、お子さんへの影響について詳しく解説していきます!
・妊娠中の体重管理
妊娠中の体重増加については、多すぎても少なすぎても、母児にとって好ましくない影響を及ぼします
例えば過剰な体重増加は、妊娠糖尿病のリスクを高め、これによって早産や巨大児のリスクにつながります
逆に体重増加が不足した場合には、低出生体重児や、胎児の発達遅延のリスクにつながります
・胎児が成人した後にも影響が及ぶ
妊娠中の体重増加は胎児や乳幼児期だけでなく、胎児が成人した後の健康にも影響を及ぼします
これは「健康と病気の発生起源説(DOHaD・ドーハッド:Developmental Origins of Healty and Disease)」と呼ばれ、
胎児期や生後直後の健康・栄養状態が、成人してからの健康に影響を及ぼすという考え方で、注目されています
例えばお子さんが成人し、そして中年になってから高血圧や糖尿病などを発症したとして、
その原因のいくつかは、妊娠時の体重増加にあった、というような考え方です
・体重管理のポイントとは?
悪阻などで食生活が偏ることもあるかもしれませんが、全体的な栄養バランスを重視するようにしましょう
とはいえ現代人は忙しい方が多いですから、このようなときこそ漢方やサプリに頼るのも良い方法です
またお身体に負担が少ない、適度な運動を取り入れることも重要です
体重増加の抑制にもなりますし、気分転換になってストレス軽減にも役立つことでしょう
パートナーと時間を合わせてウォーキングに出かければ、間食の予防にもなりそうです
・まとめとして
妊娠、そして出産は命がけの大仕事です
その上、体重管理によって胎児の将来の健康まで関わってくるとなれば女性の負担は大変なもの
だからこそパートナーをはじめとした、周囲のサポートが欠かせないのです
妊娠・出産は女性だけの仕事では、決してありません
自分自身のことを大切にしながら、赤ちゃんのため、そして赤ちゃんの未来のために過ごす…
これがいかに困難を極める日々か、パートナーは、よくよく考えなければいけません
「妊娠がゴールではない」という目的意識をしっかりと持って、
次世代の健康を見据えて、赤ちゃんの未来のために最善の選択をしていただきたいと思います
当店では妊娠はもちろん、妊娠してから、そして出産をするために、さらには健全な育児まで…
トータルにサポートできる体制を万全に整えて、皆さまをサポートしております
赤ちゃんに健康という何物にも代えがたい最初のプレゼントができるのは、母親の最大の特権です
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