子宝神社を利用する意義とは2024.11.09
こんにちは!
命のリレー・ナビゲーター、服部雄志です
子宝を望んでも、なかなか授かることができないという状況は、
やはり大きなストレスになるものですし、心理的に継続して負担がかかるものです
そんなとき、昔から「子宝神社」や「子宝祈願」は人々の信仰を集めてきました
現代の不妊治療においてもストレスは看過できないものですから、
治療を受けながら神社に参拝することも、精神的な支えになる可能性があります
そこで今回は不妊治療と並行して子宝神社に参拝する意味について考えながら、
わたしなりに、その意義も考察していきたいと思います
【そもそも子宝神社とは?】
子宝神社、そして安産祈願をする神社は全国的に数多く存在しています
子孫繁栄は太古の昔から人々の切なる願いの一つであり、そのため多くの人々に親しまれてきました
こうした神社でお祈りを捧げることによって得られるメリットにはどのようなものがあるでしょうか?
メンタル面のリフレッシュ
神社の美しい自然、巨木、神楽殿、そして境内の凛とした空気感などは、
否が応でも非日常を感じることが出来て、メンタル面でのリフレッシュには最適です
自分一人ではないという支え
当然のように神社には、様々なお願い事を叶えてもらうための人々が集まってきます
その中には子宝を望んで不妊治療をしている方々もいるに違いありません
それはあなた方の心に、安心感や共感を呼び寄せるきっかけになることもあるでしょう
家の中で鬱々とした気持ちで過ごすより、よほど有意義な時間の過ごし方と言えるかもしれませんね
【子宝神社を参拝する意義について】
では、参拝することが医学的に不妊治療の成績向上に役立つかと問われると、
そこは根拠に基づいたものではない、と答えるしかありません
しかし、無意味なのかというと、やはりそうではない、と個人的には考えています
ストレスが軽くなる
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉もあるように、不妊治療は人事を尽くすことと言えるでしょう
では残りの「天命」という部分は何かと言えば、これが神社参拝に当たるのではないでしょうか
人によっては子宝祈願をすることで、「やれることは全てやった!」と納得感が得られることで、
ストレスの軽減に役立つこともあると思います
そしてもちろん過剰なストレスはホルモンバランスの乱れを招きますので、精神的な安定は不妊治療においても見逃せません
パートナーシップが深まる
パートナーと同じ目的を持って子宝神社を訪れることは、信頼関係が深まるきっかけになり得ます
わたしは「二人三脚での妊活が何より大切」と常々お伝えしていますが、
忙しい日々を送っていると、お互いの生活リズムが合わなかったり、会話が少なくなったりすることもあります
そこで小旅行を兼ねて神社参拝をすることで、時間や想いを共有できれば絆づくりに大いに役立つことでしょう
【どのような気持ちで参拝するのか】
願い事を持つことは決して悪いことではありませんが、そもそも神社は「感謝を伝える場所」といわれます
具体的にどのようなことに気をつけたほうがいいのでしょうか?
今、手にしている事柄に感謝をする
まず目の前にパートナーがいること、自分を産んでくれた両親がいること、
そして不妊治療ができること、金銭的に可能であることなど、感謝の種はいくらでもあるはずです
そのうえで神さまにお願いをしても遅くありません
焦らないこと
「人事を尽くして天命を待つ」と言いましたが、願い事が叶うタイミングは神さま次第と考えることです
やるべきことをやっているのなら、日々の生活を楽しむ余裕も忘れないこと
子宝に対する想いは強くて当然でも、子どもを持つことだけが人生の幸せではないと理解することです
ぜひパートナーと一緒に参拝する
妊娠のためには精子と卵子が出会う必要がありますが、ここではそれだけの意味ではなく、
真に心の底からパートナーと深い理解で繋がり合う重要性をお伝えしたいと思います
究極的に「子宝を授かるか否か」については、神のみぞ知る、いわゆる神の領域なのです
だからこそ神社に参拝するわけで、あなた方の幸せについては、ある意味でお祈りする対象ではありません
「たとえ神さまにどう思われても、自分は目の前のパートナーと幸せを掴む!」
このくらいの強い気持ちを持って、毎日を笑顔で歩むことができれば、おのずと幸せな日々を過ごせることでしょう
まとめ
肉体的にも精神的にも負担の大きい不妊治療をするなかで子宝神社に参拝するというのは、
医学的にどうこうではなく、精神的なリフレッシュによってストレスを和らげる一助になります
必死になってお願いをするというより、二人で笑顔を奉納しに出かける…くらいの意識を持ってみてはいかがでしょうか
もちろん当店においても、あなた方のお辛い心境を理解し、共有し、ストレスを軽減することに努めます
病院、神社、そして当店のような相談窓口を知っておくというのは、それだけで心の支えになることもあります
お一人で悩まず、いつでもお気軽にご相談くださいね