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妊活中のカフェインについて2024.10.08

妊活中のカフェインについて

こんにちは!
命のリレー・ナビゲーター、服部雄志です

妊活中の生活習慣において、カフェインが気になる方も多いのではないでしょうか?

カフェインは、コーヒーや紅茶、緑茶などにはもちろん、
エナジードリンク、チョコレートなど多くの食品や飲料に含まれています

そこで今回は、妊活中のカフェイン摂取がどのような影響を与えるのか、
また、その適切な摂取量、そしてカフェインを減らす方法について解説していきます

・妊活とカフェインの関係
カフェインは中枢神経を刺激する成分で、気分を高揚させる作用があります
その一方で、過剰に摂取すると妊活にとってデメリットとなる可能性があります

ただカフェインが妊娠にどのような影響を及ぼすのか多くの研究が行われていますが、
白黒ハッキリせず、その結果は一貫していない部分もあります

しかし過度のカフェイン摂取は不妊のリスクを高める可能性があるという研究もあります

その内容ですが、1日に300mg以上のカフェインを摂取する女性は、
妊娠率が低下する可能性がある、とするものです

カフェインには利尿作用もあるので、栄養素の吸収を阻害することがあります
そのため特に妊活中は男女共にカフェインは控えめにするのが賢明といえるでしょう

・妊活中のカフェイン摂取量の目安は?
日本産科婦人科学会やWHO(世界保健機関)では、妊娠を希望している女性や妊婦さんは、
1日のカフェイン摂取量を200mg未満に抑えることが推奨されています

コーヒー(150ml):約95mg
紅茶(150ml):約40ng
緑茶(150nl):約30mg
エナジードリンク(250ml):約80mg
チョコレート(50g):約20mg

一般的な目安量としては上記のような数値になりますので、
1日のカフェイン摂取量を確認して、適切な量になるよう調整してくださいね

・カフェインを摂取することの影響は?
カフェインを摂取すると気分を高揚させる効果があるため、
仕事や家事で疲れたとき、もうひと踏ん張りしたいときなどに利用することも多いでしょう

しかしカフェインの過剰摂取は以下のようなリスクを抱える可能性があるため、
特に妊活中は注意したほうがいいでしょう

血流の減少:カフェインは血管を収縮させる作用があるので、子宮や胎盤への血流が滞る可能性があります
血流が減少すると精子の質にも悪影響を及ぼすので、気をつけるべきは女性だけではありません

ホルモンバランスの乱れ:カフェインはアドレナリンやコルチゾールといったホルモンの分泌を促します
そのことで体内のホルモンバランスが乱れて、妊活に影響を与える可能性があります

睡眠障害:妊活中はもちろん、健康にとって睡眠はとても大切です
カフェインの過剰摂取は睡眠の質の低下を招き、不眠や浅い眠りが続きやすくなります

・カフェインの減らし方
カフェインの摂取量を減らすために、どんなことができるでしょうか?
完全にゼロにする、などのストイックな生活を送る必要はありませんが、
「ちょっとコーヒー飲み過ぎてるかな…」という自覚がある方は、少しずつ減らしていきましょう

デカフェ飲料にする:カフェインが含まれていないコーヒーや紅茶の商品が増えてきました
品質も改良されてきているのか、味や香りがカフェイン含有商品とほとんど変わらないものもありますよ

水や炭酸水にする:コーヒーや紅茶、お茶ではなく、水や炭酸水にするのも良い方法です
その場合でも高いお金を出してまで、高価なお水を買う必要はありません

・まとめ
妊活中に過度なカフェイン摂取をすると、妊娠には悪影響を及ぼす可能性があります
そのため1日のカフェイン摂取量は200mg未満にすることが推奨されています

パートナーと一緒に、それぞれに合った方法でカフェインの摂取量を減らして、
健康的な妊活の一歩を踏み出しましょう

より具体的な生活習慣の改善法については、いつでもお気軽にご相談ください

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