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妊娠しやすい体重管理って?2024.09.20

妊娠しやすい体重管理って?

こんにちは!
命のリレー・ナビゲーター、服部雄志です

妊活を始めようと思ったとき、まず注目したいのがBMI(Body Mass Index)です

妊娠するために理想的な体重管理をすることは重要な要素のひとつで
健康的な体重を維持することは、妊娠のしやすさに直結します

そこで今回は妊娠しやすい体重(BMIの値)の目安や
BMIが妊娠に及ぼす影響、また理想的な体重管理について解説していきます

○ BMIとは?

BMI(Body Mass Index)とは、体重を身長で2回割ることで導き出される指標です
計算式は次のようになります

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

また、BMIは以下のように分類されています

・18.5未満:低体重
・18.5~24.9:正常体重
・25.0~29.9:肥満(1度)
・30.0以上:肥満(2度以上)


一般的にはBMI=22.0が健康的とされていて、生活習慣病のリスクも低い傾向にあります

○ 妊娠しやすいBMIは?

妊娠しやすいBMIは「18.5~24.9」とされています
この範囲内であればホルモンバランスも安定し、月経周期も整いやすくなります

タイミングも分かりやすくなりますので、そういう意味でも妊娠しやすくなりますね

また逆にBMIが低すぎても、高すぎても、さまざまな健康リスクを抱えることとなり
妊娠を目指すうえでもマイナスに働いてしまいます

・BMIが18.5未満(低体重)の場合
女性が低体重に陥った場合、月経不順や無排卵のリスクを抱えることになります
また、あまりに体脂肪が少ないと女性ホルモンの分泌が減少して、妊娠しづらくなる可能性があります

他にも妊婦さんの低体重は胎児の発育にも悪影響を与える恐れがあり
早産や低出生体重児となってしまう可能性があります

栄養不足が続くと妊娠そのものだけでなく、出産までこぎ着けることも困難になるため
日頃から栄養バランスのとれた食事を心がけるようにしましょう

とはいえ忙しい毎日を送る現代人にとって食事に気をつけることは難しいもの
そんなときは身体の栄養となってくれる漢方に頼るのも良い方法です

・BMIが25.0(肥満)の場合
BMIが25.0以上の女性の場合、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)のリスクが高まります
PCOSは排卵しづらくなるので、妊娠のチャンスが減少してしまいます

ただ日本人の場合、肥満気味でなくともPCOSの方が多いので、ここにも注意が必要です

また肥満は血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きが悪くなることで
ホルモン全体のバランスに悪影響を及ぼして、排卵が不規則となることがあります

さらに重度の肥満は妊娠中の糖尿病、高血圧、また流産などのリスクが高まるので
妊娠をする前に適切な体重管理を行うことが母児の健康のために重要です

当店ではダイエット・ウェイトコントロールのご相談も得意としておりますので
あなたに合ったペースで漢方を利用したダイエット、食生活改善もご提案しております

○ 理想的な体重管理の方法は?

低体重だからといってラーメンばかり食べてはいけませんし
BMIがオーバーしているからと断食のようなダイエットをしてもいけません

妊娠しやすい身体づくりのためには、栄養バランスのとれた食生活が欠かせないのです
特に、次に挙げるような栄養素は意識して摂取したいものです

葉酸:胎児の成長には欠かせない栄養素で、特に妊娠初期に必要とされます
主に緑黄色野菜に含まれています
鉄分:妊娠中は鉄分不足に陥ってしまう方が多いので、積極的に摂りたい栄養素
レバーやほうれん草、かつお、ひじきなどがオススメです
タンパク質:お肉ばかりに偏らず、お魚や豆類などからバランスよく摂取してください

なかなかお料理に時間が割けなかったり、中食を利用したりすることもあるでしょう
そんなときは上記のような栄養素も一緒に補給できる漢方に助けてもらうのもお手軽な方法です

また、適度な運動は体重管理だけでなくストレス解消のためにも大切です
ウォーキングなどの有酸素運動や、軽い筋トレで気持ちもリフレッシュしていきましょう

逆に高負荷の運動は妊娠にとってマイナスに働くこともあるので注意が必要です

特に当店ではダイエットのために運動がマストとはとらえていませんので
減量が必要だけど「運動はちょっと…」という方は、どうぞお気軽にご相談くださいね

○ まずは実際にBMIを計算してみよう

妊活の手始めとして、まずはご自分のBMIを計算してみましょう

例えば体重が60kgで、身長が165cmの場合、「60÷1.65÷1.65=22.04」となるので
「18.5~24.9」の範囲内となり、理想的といえるでしょう

また身長が158cmの場合ですと、
「BMI=18.5」なら「体重=46.2kg」、「BMI=24.9」なら「体重=62.2kg」となります

○ 妊娠しやすい身体づくりにBMIを利用しよう!

BMIが理想的であればホルモンバランスも整いやすくなります
排卵機能や月経周期も乱れにくいので、妊活を続けていくうえで大きなメリットとなることでしょう

そして何より日々を元気に過ごせるようになるのでストレスにも強くなりますので
楽しいことばかりとは言えない不妊治療さえも、前向きに取り組めるようになるでしょう

またBMIが低すぎても高すぎても母児共に疾病リスクを抱えることとなりますから
妊娠を考えたときには、同時に適正体重についてもパートナーと話し合いたいものです

当然ながら「妊娠しやすいBMI」については男性も考えなければいけないことです
当店は男性不妊のご相談にも力を入れておりますので、お困りごとはご相談くださいませ

今回は体重管理を通して、妊娠しやすい身体づくりについて解説しました

体重管理というと「厳しい食事制限」、あるいは「ストイックな生活」といった
どこか辛くて面白くないイメージが浮かぶ方も多いかもしれません

しかし当店が掲げるモットーは「妊活で苦しまないで」ということなので
そうした、どこか暗いイメージとは正反対の妊活法をご提案しております

子宝漢方や栄養素、サプリ、そして自然食品などを利用した
忙しい現代人にとっても、取り入れやすい妊活法をアドバイスさせてもらっています

不妊・子宝の漢方相談は薬屋ふくべにお任せください



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